Japan Open Chainトークンがマルチチェーン対応へ──ERC-20準拠の新トークン「JOCX」がリリース | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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Japan Open Chainトークンがマルチチェーン対応へ──ERC-20準拠の新トークン「JOCX」がリリース

ステーブルコイン発行・管理システムやブロックチェーンインフラなどを提供するG.U.Groupは8月7日、日本企業が共同運営するパブリックブロックチェーン「Japan Open Chain」のネイティブトークン「JOCコイン」に連動したDeFi(分散型金融)型マルチチェーン対応のERC-20トークン「JOCX」が新たにリリースされたと発表した。これにより、JOCコインはEthereum(イーサリアム)をはじめとする複数のブロックチェーン上でも利用可能になる。

JOCXは、JOCコインと1:1で連動(ペッグ)するERC-20トークンで、Mint(発行)とBurn(償却)が可能。LayerZero(レイヤーゼロ)のクロスチェーン技術を活用し、Japan Open Chain上のJOCコインを専用スマートコントラクトに預けることで、EthereumやBase(ベース)、Avalanche(アバランチ)、Arbitrum(アービトラム)といった他のブロックチェーン上にJOCXトークンとしてMintされる仕組みだ。JOCXとJOCコインの供給量は合計で最大10億枚に制限されているという。

さらに、JOCXはLayerZeroプロトコルを通じて複数の対応ネットワーク間を自由に移動できることも特徴。対象ネットワーク上でBurnすることで、元のJapan Open Chain上のJOCコインをダイレクトに受け取ることも可能だ。

こうした設計により、JOCXの価値は本質的にJOCコインと常に連動する。JOCXはJOCコインを担保に発行されるため、両トークンの総供給量が増えることはないが、イーサ(ETH)などと直接交換が可能となることで、JOCコインへのアクセス性が向上。DeFi(分散型金融)市場を通じた直接的なトークン交換が可能になることで、JOCコインの流動性や利用環境の拡充が大きく向上するとしている。

JOCコインは昨年12月、世界6つの暗号資産(仮想通貨)取引所に同時上場し、保有者数を拡大してきた。今回のJOCXのリリースによって、これまでJapan Open Chainに閉じていたJOCコインの価値やユースケースが他のブロックチェーンにも拡張されることが期待される。

関連記事:Japan Open Chainのネイティブトークン「JOCトークン」、12月23日に世界6取引所同時上場

G.U.Groupによると、JOCXはすでにUniswap(ユニスワップ)などEthereum上の主要なDeFiプラットフォームで取り扱いが可能となっており、世界中のDeFiユーザーや暗号資産投資家が、より容易にJOCコインやJapan Open Chainエコシステムにアクセスできる環境が整いつつあるとしている。

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